STEP BY STEP
審査プロセス / LIA審査員室にて

一次選考「IN OR OUT」

ラスベガス朝9時。審査員たちが審査員室に集まり、コーヒーを片手に話しています。審査員長が会場に声を掛けると、彼らはiPad片手に席につきます。はじまりです。
「IN OR OUT」の段階では、審査員全員がすべての作品を見て個別に投票します。INにもっとも多く投票された作品はもちろんのこと、ときには半々に分かれた作品も疑わしきは罰せずで、次のラウンドに進みます。
「IN OR OUT」のセッションはすべての投票が集計されて初めて終了するのです。

二次選考「1 から10」

次のラウンドでは審査員が1点から10点までの数字を投票します。1が最低で10が最高。全てのスコアは投票数で平均します。LIAでは審査員が自分の作品に投票することはできません。原則、7点以上の作品が三次選考に進み、最終的にショートリストを決めるための議論を行います。

三次選考(最終選考)「スタチューディスカッション」

それぞれのメディアの審査員が最終選考まで残ったすべてのエントリーリストを見ます。その作品を1点から10点までの得票順にレビューし、議論します。

この時点で、どの審査員も選考に残らなかった作品を最大2点まで議論の場に戻すことができます。(過去の経験から、一次選考、二次選考に残らなかった作品が最終的にスタチューを受賞するというケースがありました。このことから最高の人々によって審査され、誰もがその場で平等に発言するときに良い作品が残ることが証明されています)

このプロセスが認められ、推奨されているのは多種多様な審査員によって構成されているからです。こうすることで多くの審査員が見逃してしまうような文化的なリファレンスやニュアンスを含んだ作品にも公平に対応することができるのです。「1から10」までの作品の議論の結果、ショートリストが決定します。
審査員長が雰囲気と基準をつくり、会場を率いてすべての審査員に発言権が与えられます。正式なショートリストとして残った作品は金賞、銀賞、銅賞、もしくはファイナリストを受賞すべきかどうか、さらに審議されます。

LIAは業界のトップの審査員しか招かないので、毎年、実際に受賞するのは最高の作品のみです。しかし審査員には金賞を受賞した作品はグランドLIAにも値する作品であることを伝えています。

レビュー

すべての作品を見て議論し、作品によっては受賞したあと、審査員は最終的なレビューに移ります。スタチュー受賞者とファイナリストは再審議され最終決定されます。

グランドLIA

審査員が全員受賞者とファイナリストのリストに納得したら、次は大きな問題です。 金賞受賞者のなかにグランドLIAはいるのでしょうか?

必ずしも受賞する必要はありません。審査員の裁量に任されています。金賞受賞者のなかで頭一つ抜きん出た受賞者が究極の栄誉を得ることができるのです。グランドLIAの受賞は全会一致である必要はありませんが、会場の過半数の賛成を得る必要があります。審査員長を含む審査員全員が最後にすべての受賞作品を見て、最終結果を確認します。結果は完全に透明化されています。

LIAは若いクリエイティターやグローバルエクセレンスマネジャーや広報関係者が会場にリアルタイムで同席し、受賞に関する議論を最初から最後まで見守ることができる世界中でも唯一のアワードです。

さあ、審査員としてともにお祝いの一杯、もしくは二杯の時間です。 受賞者に乾杯!